その② つづき

『何がダメなの!何が気に入らないの!
こんなにしてあげてるのに!
昔を懺悔して換わったのに
こんなにしてあげてるんだから
我儘言ったって文句言わないでよ』

いつも『苦情』の様に
私にその言葉を投げつけた。

受け止めることも宥めることも
なにもしないで。
『わかった(解ってないけど)
もういいよ(よくないけど)』
俯いて又そう答える私。

本当の笑顔、覚えてますか?
私の笑顔覚えてますか?
なんにも考えず顔クチャクチャにして
お腹の底から笑った笑顔。

何時からか貴方の中で
私と言う女を
都合よく書き換えられたみたい。