貴方へ

いつも笑顔でいることは貴方の前では
苦しい時もあった。
何故か強気なのに何時も何処かで
顔色を伺い
貴方の目の奥に残らない様に
ずっと視線は流し俯いた。

気づいてたかな?
気づいてないね。

ただただ邪魔くさい女になって
記憶の中の私とは全く違うって
知ってもらいたかったから
話をふわっと聞いてみたり
知らない、解らないを
連打してみたり毎回毎回
横柄な態度を取っていたのは
本当に気持ちが潰れそうだったから。

昔の様ではないにせよ
もう少し優しさが欲しくて
『不器用』何て言葉で逃げないで
正面からぶつかってほしかった。