その④ つづき

『お互い様だと思うよ
きっと空かさず言うよね。
手に取る様に解る。

今はこうして離れて
良かったんだと思う。

貴方はまだずっと
遠い空の下で私を憎みながら
恨みながら離れた意味を
履き違えたまま絶対に
『いい女だった、優しい奴だった』とか
思ってないんだろうけど
それはそれで仕方ないこと。

そんなことはどうでもいい。

ありがとう。
全部ひっくるめて感謝してる。

愛情だったのか
愛憎だったのか、はたまた
錯覚だったのか
貴方の私への気持ちはまだ
理解できていないけど

昔のまだ二人が
若かった頃の1度目と
年を重ねてから再会の2度目とは
全く違っていたと言うこと。

ぱっと咲いてぱっと散って
春の桜の様な想いでした。


Ti augwo tanta forutuna e tolicita